下呂温泉中心街から車で30分位の場所にある、「金山巨石群」。名前の通り、巨大な岩が並べられています。ただ並んでいるだけでなく、イギリスにあるストーンヘンジのように日にちを知るために建設されたと推定されています。
タップできる目次
金山巨石群について
■名称:金山巨石群(岩屋岩蔭遺跡)
■住所:岐阜県下呂市金山町岩瀬
金山巨石群にある巨石は地元の考古天文学調査などで岩の間を通る太陽光で一年の正確な日数を知ることが出来ると確認されています。
また、周辺の発掘調査で縄文時代〜弥生時代の土器片などがあり発掘されています。
以上のことより金山巨石群は、8000年前程度に縄文人によって作られた物だと推定されています。
散策自体は1時間もあれば充分に見ることができると思います。ただ、周りに何もないため、夏に行く場合は飲み物を持っていくといいと思います。また、山道のような所を少し登ったりもするので、サンダルなどよりもスニーカーで行くのがオススメです!
ちなみに携帯も圏外です。
神秘的な巨石群を散策しよう
岩屋岩蔭遺跡
案内板のある所からまっすぐ登っていくと1つ目の巨石群がある岩屋岩蔭遺跡があります。
この巨石群では冬至や春分・秋分の頃の太陽観測ができるみたいです。
線刻石のある巨石群
岩屋岩蔭遺跡から少し歩くと、線刻石のある巨石群があります。
線刻が刻まれた巨石
線刻が刻まれた巨石群の下は空洞になっていて、入ることができます。
この空洞の中に、時期、時間によって線刻のような太陽光が入ってきます。
写真だとわかりにくいですが、明るくなっている所が、光の差し込んでいる所です。
夏至(6/21)の11時半頃に線刻の通りの太陽光が差し込むみたいです。
最後に
神秘的な金山巨石群はいかがでしょうか?
こんな巨大な岩を縄文人はどうやって動かして建設したのか不思議でならないです。
小学生の夏休みの自由研究(今でもあるのか?)なんかで、太陽光による暦の観察と周辺の歴史何かを調べたら、すごくいい自由研究になりそうじゃないですか?
コメントを残す