下呂温泉中心部より車で30分ほどの金山町地区にある横谷峡四つの滝。
名前の通り、白滝(しらたき)、二見滝(ふたみたき)、紅葉滝(もみじたき)、鶏鳴滝(けいめいたき)の4つの滝があります。
また横谷峡四つの滝は岐阜県の指定名所になっています。
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横谷峡四つの滝について
■名称:横谷峡四つの滝
■住所:岐阜県下呂市金山町金山
■電話:0576-32-2201(金山観光協会)
国道41号を南下し、金屋町から国道256号線に入ります。
しばらく進むと看板が見えていますので、そこを左に曲がり、横谷峡へ入っていきます。
車では1つ目の白滝の側までしか行けないので、基本的には徒歩で見て回ることになります。全部の滝を見て帰ってくると往復で3km程度歩くことになるので、歩きやすい格好で行くことをオススメします!
あと、トイレも駐車場側にしかないので気をつけてください。
駐車場にある案内板
滝を巡って出発!
白滝
まずは1つ目の滝 白滝に向かって歩きます。まぁ、すでに側の駐車場にいるので、すぐに着きます。
白滝は落差7mの滝です。今日(6/10)の気温は28℃ありましたが、滝つぼの周りはひんやりと涼しかったです!
二見滝
続いての滝は二見滝。1つ目の白滝から300m程坂道を登っていくとあります。白滝と比べると落差5mと少し低い滝になっています。
紅葉滝
二見滝から800m歩くと3つ目の紅葉滝に到着です。この辺りから暑さもあって、上り坂がしんどかったです。
紅葉滝の側には、名前の通り紅葉の葉が多く茂っていました。紅葉の時期は周りが赤く染まりそうです。
鶏鳴滝
最後の滝は4つの滝で一番落差の大きい(13m)鶏鳴滝です。
また、この鶏鳴滝には黄金秘め伝説というものがあるそうです。
寛治7年(1093年)頃、堀河天皇の内親王の仏間に「秘宝の鶏」が安置されていた。この秘宝は昔五台山から百済に渡り、日本に渡ってきた。この鶏は元旦になると必ず鳴いた。この秘宝を見守っていたのが天生の美女黄金姫(こがねひめ)であった。都が戦いに巻き込まれたある年の元旦にこの鶏は飛び発ってしまった。姫は比叡山で観音様のお告げを受け、東山道から飛騨路へと鶏の行方を探し、年の瀬にようやく飛騨金山の坂梨までたどり着いた。この時、山の彼方で「秘宝の鶏」の声を聞き横谷峡の鶏鳴滝まで来たが、声は鳴き止み姿も見えなかった。姫はこの滝の清流で身を清め岩頭に立って合掌した。(この滝下の淵を黄金淵と呼ぶ)すると「秘宝の鶏」はどこからか舞い上がり一声高く鳴き、やがて滝壺の中へ消えてしまった。「秘宝の鶏」は清流権現という滝の主になっていたのである。姫は「秘宝の鶏」の行方を確かめ、この山中にある天成草を採って都へ帰り、この薬草で長いこと病床にあった母を治したという。この頃からこの滝では元旦の明け方になると鶏の鳴き声がかすかに聞こえるようになったことから、この滝を「横谷峡の鶏鳴滝」 と呼んでいる。引用:HOME/金山町観光協会/岐阜県下呂市
これで4つの滝巡り終了です。
往復3km程度の道のりは、割としんどかったです。
※道中の景色
ただ、滝つぼの近くは滝の音もあり、ひんやりと涼しく、マイナスイオンもたっぷりと浴びてくることができました!
最後に
今回紹介の4つの滝は下呂温泉中心街からは離れていますが名古屋・岐阜方面から観光に来た方は、帰り道に少し寄り道してみてはどうでしょうか?
また、滝巡りで疲れたら、近くに温泉施設が2箇所あるので最後に疲れを癒してから帰れます。
道の駅かれん
■名称:飛騨金山ぬく森の里温泉道の温泉駅かれん
■住所:岐阜県下呂市金山町金山911-1
■電話:0576-32-4855
■営業時間(温泉):11時〜21時
地元のとれたて野菜などを販売している朝市もあります。
ゆったり館
■名称:下呂飛騨金山温泉湯ったり館
■住所:岐阜県下呂市金山町金山973-2
■電話:0576-33-2492
■営業時間(温泉):10時〜21時
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